Apple Watchは毎年新モデルを発売し、機能を充実させています。あらゆるシーンで装着して使いたくなるものですが、使っても良いシーン、特に防水性能などは気になりますね。
性能としては初期モデルを除いてプールなどで使えるようですが、その防水規格の説明はどことなく曖昧で正確な理解が難しい印象があります。
Apple Watchをお風呂やシャワー、サウナで使っても良いのでしょうか?
Apple Watchの防水規格と、実際に使ってみて問題はないのか?壊れる可能性はあるのか?などについて紹介します。
*Apple Watchの防水性能を高めるには防水ケースの装着がおすすめです!
ケースを装着すれば、Apple Watchを安心して使えますね!
*Apple Watch SEが新しくなりました!2nd generationです!
ディスプレイ画面も広くなり、文字盤も追加されています!プロセッサーもパワーアップし、動作も速くなっています!
最新のApple Watch 10に搭載されたダブルタップは便利ですね!
Apple Watchの使いこなす方法についてこちらの記事で紹介しています!]
Apple Watchをお風呂・シャワーで使っても大丈夫?防水性能は?
Apple Watchは、第1世代とSeries 1は防水性能は低く、2〜7およびSEは防水性能が向上していますので、それぞれ説明します。
Apple Watch第1世代とSeries 1の防水性能
Apple Watchの防水規格は、第1世代とSeries 1についてはIPX7という表記になっています。
このIPX7の保護規格は「一時的に一定水深の条件に水没しても内部に浸水しない」となっており、防水ではなく防浸型となっています。
表現的には水に沈めても大丈夫なようですが実際はそこまでではなく、水がかかるぐらいなら大丈夫なレベルと言うもので、耐水ではありますが防水ではありません。
Apple Watch 2〜9とSEの防水性能
Series 2以降のモデル、つまりApple Watch 2〜9とSEについては、ISO 規格 22810:2010となっており、スペックにも50m 耐水性能とあります。少々わかりにくいですね・・・。
50m耐水性能なら深海でもいける?と思うと大間違いなので注意しましょう。50m耐水性能は、JIS規格では5気圧防水という規格になります。
規格上耐水性能は水圧を示す気圧で定義されます。10mの水深を1気圧と表現し50mでは5気圧になります。
この5気圧防水の耐水性能はというと「水仕事や水上スポーツに耐えられるレベル」とあります。つまりは、高い耐水性能はありますが、高い水圧には耐えられないということになります。
水泳で使用することは可能ですが、スキューバダイビングでは使えません。また、潜らなくてもウォータースキーなど高い水圧がかかる可能性のあるスポーツでも使用はできません。
Apple Watchにシャンプー・石鹸をつけないように!
ここまでの説明でいくと、「それならお風呂やシャワーで使っても余裕じゃないの?」と感じるでしょう。
確かに問題は無く、お風呂やシャワー時に着用しているという例はネットを探せばいくらでも出てきます。しかし、故障の原因となる可能性もあり、入浴後のケアも必要となります。
Appleの公式サイトには以下のように書かれています。
「着けたままシャワーを浴びてもかまいませんが、本体に石鹸、シャンプー、コンディショナー、ローション、香水が付かないようにしてください。水密性や通音膜の性能低下を招くおそれがあります。Apple Watch が真水以外に触れた場合は、きれいな水で汚れを除き、糸くずの出ない布で拭き取ってください。」
シャワー後は綺麗に洗って水分をふき取り、しっかり乾燥させましょう。※ドライヤーで乾かすのは×
米国製品であることもあり、シャワーとあっても入浴に関しての説明はありません。
40℃程度のお湯の温度であれば、体温よりも少し高い程度の温度ですので、短時間で大きなダメージを与えることは考え難いです。
しかし、リチウムイオンバッテリーを内蔵した機器は、夏場の直射日光が当たる車のダッシュボードなど、高温になる場所に放置しないことが原則です。特にお湯の中に浸けると空気中よりは熱が伝わりやすくなるので、長時間、頻繁に繰り返すと良い影響はないでしょう。
Apple Watchをサウナで使っても大丈夫?
サウナでは、水に浸けていないので防水性能は関係無いと考えるかもしれませんが、サウナルーム内に高温蒸気が漂っていて、周囲に水がある状態ですので耐水性能は必須です。目に見えない細かな水蒸気ですので少しでも気密が悪くなると侵入する可能性があります。
また、問題は何と言ってもその高温状態で、80~90℃では内部の機器が熱暴走・故障を起こす可能性があり、リチウムイオンバッテリーの劣化を促進する可能性も高まります。サウナでの使用は絶対にしないようにしましょう。
Apple Watchに防水ケースを装着する
一般に防水性能の高い腕時計は、その性能を維持するための定期的なオーバーホールとメンテナンスが必要です。ゴムなどの部品が経時劣化するためです。
Apple Watchも経時劣化すると考えると、ある程度部品が劣化したところで防水性能が低下し、故障するということもあるかもしれません。
耐水能力のあるApple Watchですが、頻繁に水に浸かる状態で使い続けると、経時劣化による故障が心配になりますね。
その際の対応策として「防水ケース」を装着するという方法があります。
多くの防水ケースはApple Watchの耐水性能を上回る性能をもっていますので、ケース装着によって防水能力を高めて安心して使用することができるようになります。
ただし、防水ケースを選ぶ際の注意点があります。1つは、Apple Watchには世代によって大きさが異なりますので装着するApple Watchのサイズに合わせたケースでなければなりません。
また、一見防水ケースのようでも、正確な性能規格等の表記の無い製品もあります。性能をしっかり確認しましょう。
ケースの価格も幅広いです。しかし、防水性能が低ければApple Watchを保護する役割を果たしてくれませんので、信頼できるものを選びましょう。
*Apple Watch SEが新しくなりました!2nd generationです!
ディスプレイ画面も広くなり、文字盤も追加されています!プロセッサーもパワーアップし、動作も速くなっています!
最新のApple Watch 10に搭載されたダブルタップは便利ですね!
Apple Watchの使いこなす方法についてこちらの記事で紹介しています!]
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