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MacBook Proは何年使える?寿命は10年?2016年モデルを使ってレビュー!

MacBook Pro MacBook

長年、Windows PCを使っていますが、プライベートで2016年に初めてMacBook Proを買い、これまで使い続けています。

「Macbookの寿命は10年!」というコメントも聞いたことはありますが、本当でしょうか?

現在の状況と、寿命という観点でのWindows PCとの比較についてレビューします。これから初めてMacBookを買おうとしている方の参考になれば幸いです。

*2023年モデルのMacBook Proは圧倒的なスペックで、非常に快適に使えます!


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MacBook Proは何年使える?寿命は10年?

MacBook Proを実際に使ってみた事例として、私のケースを紹介します。2016年モデルを比較的快適に使ってきたのですが、2023年になってから徐々に調子が悪くなり、2023年3月に買い替えました。

MacBook Pro 2016年モデルから2023年モデルに買い替え

MacBook Pro
MacBook Pro (13-inch, 2016, Thunderbolt 3ポートx 4)を、2016年末に新品で購入し、2023年3月まで使い続けました。約6年3ヶ月使い続けたことになります。

その他の主要な仕様は以下の通りです。

プロセッサ:2.9GHzデュアルコアIntel Core i5
ストレージ:512GB PCIeベースオンボードSSD
メモリ:8GB 2,133MHz LPDDR3オンボードメモリ
Touch IDセンサーが組み込まれたTouch Bar搭載
Retinaディスプレイ:IPSテクノロジー搭載13.3インチ(対角)LEDバックライトディスプレイ、2,560 x 1,600ピクセル標準解像度、227ppi、数百万色以上対応

MacBook Proの主な使い方

MacBook Pro

在宅で仕事することが多くなってから、スマホよりもMacBookを使っている時間の方が長くなりました。

ブラウザでのインターネットの閲覧、メールの送受信、Word、Excelなどのアプリの利用は日常的に行っています。

最近は、Amazonのサービスにすっかりハマってしまい、プライムビデオ、Amazon MusicもMacBook Proを使って楽しんでいます。

特にAmazon Primeビデオでの映画の視聴は、MacBook Proの高画質のRetinaディスプレイの価値を感じます。またスピーカーの音も良いんです!これらは他のノートパソコンと比較してみると明らかです。

Amazon MusicもBGMでよく利用します。ヘッドフォンで楽しむこともありますが、他の人がいない時はスピーカーで楽しむ方が楽なので、スピーカーをよく使っています。こんな時にMacBook Proのスピーカーの質の高さを実感します!

このような使い方をするならば、本当にMacBook Proは最高です!

6年間使用したらバッテリーが劣化した

2016年モデルのMacBook Proはかなり気に入っていたのですが、残念ながら約6年間使用した頃からバッテリーが劣化し、通常通り使えなくなり、2023年モデルに買い替えました(*新たに購入したMacBook Pro 14インチ M2 Pro搭載モデルについてはこちらの記事で紹介しています)。

調子が悪くなってからの2016年モデルのMacBook Pro症状を簡単に説明します。

画面上部にあるバッテリーアイコンをクリックするとバッテリーモニターが開きます。そこでバッテリーが劣化し、修理が必要であることが表示されるようになりました。

私は、あまりMacBook Proを持ち歩かず、自宅で電源ケーブルを接続したまま使うことがほとんどであったため、劣化してある程度バッテリー容量減ってしまっても、それほど気にせずに数ヶ月間使っていました。

しかし、ある日電源ケーブルを接続しているのに充電できなくなってしまい、非常に焦りました。

充電できない状態になると、一度、バッテリーの充電率をほぼゼロにするまで放電が続き、最終的には電源が落ちてしまいます。

その後、しばらくして起動しようとすると徐々に充電が開始され、数%程度充電できると再起動できるようになるという症状です。

フル充電した状態からでも、充電できなくなると、使用を続ければ2時間以内にバッテリー残量が無くなり、電源が切れます。さらに充電可能になって通常通り使えるようになるまでにもかなり時間がかかります(1時間以上?)。

これはMacBook Proのバッテリーの充電量をコントロールプログラムの影響のようです。

このようなことが数日に1回程度起こるようになり、徐々にその間隔が短くなり、頻繁に起こるようになりました。こうなるととても使い続けることができず、修理を検討しました。

修理用部品の在庫が少なくなっている!修理不能!

Appleに問い合わせたところ、2016年モデルのMacBook Proの修理用部品の在庫があるのか、修理依頼をしてMacBook Proを送ってもらわないと回答できないということ、さらに在庫が切れていた場合は在庫が補充されることはないので修理できないということでした。

修理可能な場合でも、相応の費用が発生しますし、2週間程度返送されてくるまで時間を要し、修理できない場合でも費用が発生しそうとのことでしたので、それならば買い替えた方が良いと判断しました。

このように修理すればまだ使える状態であっても、販売終了後ある程度経過すると修理用部品が在庫限りの状況になり、修理用部品が無くなれば、Appleでの公式の修理サービスが受けられないようです。

これがMacBook Proの寿命を決める実質的な要因の1つとなるでしょう。製品の販売終了後、約5年以上経過するとこのような状況となるようです。

Apple以外の業者で修理可能な場合もありますが、Appleによる保証は無く、相応のリスクがあることは理解しておいた方が良いでしょう。

実際、製品販売後5年以上経過したモデルを修理する費用とリスクを考えると、完全に壊れる前に下取りに出して最新モデルに買い替えるという方法がもっとも安心できて、合理的と考えられます。

私のMacBook Pro 2016年モデルも、前述ようにバッテリーが要修理の状況だったのですが、とりあえず使うことができる状態でしたので1万円以上で下取りしてもらえました。完全に壊れてしまうと下取りしてもらえませんので、古い機種にさらに費用をかけて修理するよりは良いでしょう。

参考までに記しますと、ほぼ同時期に購入した家族が使っているもう1台の2016年モデルのMacBook Proは、トラブルなくまだ使えています。私が使っていたものに比べると、かなり実質稼働時間が短く、バッテリーの劣化がそれほど進んでいません。

このように、同じ機種でもその寿命は使い方にもよりますし、製品には当たり外れもあります。したがって、「6年」という寿命は1つの目安と考えた方が良いでしょう。

今回はバッテリーの劣化が主な原因でしたが、「そろそろ寿命かな?」と感じさせるような兆候が見られたら、修理または買い替えを検討するという方法が現実的です。そのような兆候がなければ、まだまだ使えることが多いです。

MacBook Proの寿命は?Windows PCと比較!

「パソコンが何年使えるのか?」ということは、いくつかの意味があります。1つは耐久性という意味で、物理的に壊れて使用不能になるまでの寿命という意味です。また性能的に動作が重くなったり、不安定になったりして、実質的に使い物にならないという状況になるまの寿命という意味もあります。

Windows PCの場合

Window 10より前のバージョンのWindows PCでは、頻繁にマイクロソフト社がWindowsのバージョンアップを行いました。それらはIntelが毎年性能を向上させるCPUの使用を前提としてものでした。

そのためWindowsとその上で動作するアプリがバージョンアップしていくと、旧型のWindows PCでは満足に動作しなくなることが多く、それが寿命となることが多かったです。

パソコンの性能が向上し、ほとんどの使い方では問題なくこなせるレベルに到達し、またWindow 10になってからしばらくはマイクロソフトが大きなWindowsのバージョンアップをしなかったので、Windows PCの寿命も伸びたように感じています。

しかし、Windows 11がリリースされ、またWindowsの大きなアップデートが再開される状況となったので今後はどのようになるのかよくわかりません。実際、私のWindows PCは、Windows 11に対応できません(*PCメーカーがアップデートしないようにアナウンスしています)。

MacBook Proは長く使える!

MacBook ProもmacOSのアップデートは頻繁に行われています。実際、2016年にMacBook Proを購入してから複数回アップデートを繰り返してきました。

これまで2016年モデルのMacBook Proでも新しいmacOSに適合できないということはありませんでした。また新しいmacOSにアップデートして動作が耐え難いほど重くなったり、不安定なるという不都合もありませんでした。

これはAppleはmacOSを自社で開発し、十分にユーザーに配慮してリリースしているためでしょう。

特にMacBook ProのプロセッサがIntel(インテル)製のものからAppleが独自開発したM1に変更になるという大きな動きがありましたので、旧型のMacBook Proの適合性(互換性)に不安も感じましたが、これまでのところ大きなトラブルは報告されてなく、順調に以降が進んでいるようです。

現在、時価総額で世界1位をマイクロソフトと争っているApple社ですので、巨額の資金をを投じて万全の体制を整えて進めているためでしょう。やはりプロセッサとOSを自社開発しているパソコンメーカーは強いです。

したがって、OSやアプリのアップデートにより寿命となる雰囲気は現時点では感じられません。また前述のような使い方であれば、ハードウェアのスペック的にも十分こなせるようです。つまり、2016年モデル以降ならば、まだまだストレスなく使えます。

発売から数年以内のMacBookの寿命が、実際のところどの程度であるのか公表されているデータが無いので正確にはわかりません。またOSなどの将来のアップデートの予定も数年以上先のことは決定していないでしょう。

しかし、前述のようなApple社の対応(方針)が大きく変わらない限りは、OSのアップデートによる寿命はそれほど心配する必要はないでしょう。

一番大きなリスクは、前述のようにバッテリーかもしれません。バッテリーは使用するほど着実に劣化しますので、日々の使用時間が長いほど早く寿命を迎えます。

そのような観点からは、消費電力が高いほどバッテリーを消耗する可能性が高いです。そのため最新のM2やM1などの低消費電力のプロセッサーを搭載したMacBook Proの方が長く使える可能性が高そうです(*まだ発売されてそれほど経過していないので、実績がどのようになっているのかはAppleも把握できていない可能性があります)。

MacBook Proの旧型はおすすめ?



MacBook Proは毎年新型が発売されていますので、もちろん新しい機種ほど性能が向上しています。予算に余裕があるならば新型をおすすめしたいですし、私も欲しいです。

特に2021年モデルのMacBook Proは大幅に性能が向上しましたので、残念ながら価格もかなり上昇しました。コスパ的には高くはないとしても、実際に購入するために必要な金額が上がると正直なところ簡単には買えないですね・・・。

少しでも安く買うための1つの方法として、「Mac整備済製品」を狙うという方法があります。ここでは旧型が売られていることもあります。前述のように余程負荷が高くなる使い方をしない限りは、十分に使えます。


特にM1プロセッサ以降のモデルならば、かなり高速になるでしょう。もちろん、M1プロセッサ以前のモデルでも2016年以降ならば使えるはずで、古くなるほど価格が下がります(*予算が許す限り新しいものをオススメします)。


2020年モデルでも10万円以下のものもあることがありますので、これならば2021年モデルの新品に比べたら半額以下ですので、手が届きやすいのではないでしょうか?

やはり2023年モデルのMacBook Proは圧倒的なスペックで、非常に快適に使えます!


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