Apple Watch(アップルウォッチ)は本当に便利で、使い慣れてくると手放せなくなりますね。しかし、最大の弱点はほぼ毎日充電しないといけないこと。
これは案外面倒です。それでも忘れずに外出する前に充電できていれば良いのですが、充電を忘れてしまっていたり、充電したつもりが充電器から外れてしまっていて充電できていなかったりするとショックです!
家を出なければいけない時間になってしまっていたら、外出先または外出中に充電することを考えるしかありません。
Apple Watch用に通常は純正の充電器を少なくとも1つは持っていると思います。これを外出時に持っていった場合、万が一どこかに置き忘れたりすると充電器が無くなってしまうのでかなり困ります。
基本的にはいつもは自宅でApple Watchを充電することが多いならば、純正の充電器は自宅に置いておき、代用の充電器をカバンに入れて持ち歩く方が便利ですし、安心できるでしょう。
本記事ではApple Watch用の代用充電器について紹介します。
Apple Watchの充電器の代用はどれがいい?
Apple Watchの充電器の純正品
まずは純正のApple Watchの充電器についてチェックしましょう。
2022年モデルのApple Watchを買うと、以下のUSB-Cタイプの充電器「Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル(1m)」が付属しています。
Apple Watch 6を含む、それよりも前のモデルの場合は、以下のUSB-Aタイプの充電器が付属していたようです。
これらのApple純正の充電器を使えば、当然のことながら問題なく充電できます。
もっとも手堅い方法としては、自宅用の充電器の他に、外出時の持ち運び用に純正の充電器を購入する方法があります。
純正以外の充電器を使ってトラブルに遭ったという話も聞きますので、そのようなリスクを避けるならばやはり純正品が確実です。
ポイントは、上記の2つの内、Apple Watch購入時に付属していた充電器と同じものを選ぶことです。
なぜならUSB-Cタイプは高速充電対応で、Apple Watchの方も高速充電に対応しているためです。高速充電対応のApple Watchならば、USB-Cタイプの充電器を使った方が断然速く充電できます。
値段は同じですので、こちらを使わないともったいないです。
ただし、USB-Cタイプの充電器で、高速充電非対応のApple Watchも充電できますので、MacBookに接続して充電するなど、他の機器のインターフェースを考慮してこちらを選んでも大丈夫です。
USB-AよりもUSB-Cの方が新しい規格ですので、将来的な動向を考えてUSB-Cに統一していくという考え方もありです。
外出先などでコンセントから電源を取って充電するならば、「Apple 20W USB-C電源アダプタ」が必要になります。
USB-Aから変換してコンセントで充電するためには、それに対応した電源アダプタが必要です。
Apple純正のものが見つからなかったので、以下に代わりにAnkerの製品を1つ載せておきます。Appleとしては徐々にUSB-Cに移行しているようです。
Apple Watchの充電器と電源アダプタとモバイルバッテリー
前述のApple Watch用のApple純正充電器と電源アダプターの紹介からわかるように、必要なものは改めて整理すると以下になります。
1.Apple Watch充電器(Apple Watchの底面に装着する円形の部品が付いているもの)
2.電源アダプタ(USBと通常の電源コンセントとの変換用アダプタ)
充電器の電源に接続する側がUSB端子になっているため、直接USB接続する機器がない場合に電源アダプタが必要となるわけです。
Apple Watchユーザーは、通常はiPhoneとペアリングして使いますので、iPhoneユーザーでもあります。iPhoneも一緒に持ち歩くことが多いと考えられますので、iPhoneの充電器とどのように組み合わせるのか?MacBookなどのUSBポートがある機器と一緒に持ち歩くのか?などによって最適なパターンが変わりますし、好みで選べます。
さらに便利なモバイルバッテリーも持ち歩くのかによってもバリエーションが増えます。
充電器やケーブル、モバイルバッテリーは、Apple WatchやiPhone、MacBookなどの機器の個数分をすべてカバンに入れると案外かさばりますし、重量も増えます。少しでも統合できるとコンパクト&軽量化できますので、工夫する価値はあるでしょう。
また同じ機能がある充電器やアダプタでも、製品によってより小型・軽量なものがあります。最新の製品の中から自分の使い方に合うものを探しましょう!
Apple Watchの充電器の代用品・電源アダプタ・モバイルバッテリー
ケーブルレスタイプUSB充電器
BesecouのUSB-CとUSB-Aに対応したケーブルレス充電器。Amazonのおすすめにも選ばれています。
ボディがスライドしてUSB端子部分を収納できるため、よくあるキャップを取り付けるタイプのように紛失してしまうリスクがなく、便利です。
このケーブルレスタイプの充電器は、ケーブルが無い分コンパクト&軽量で持ち運びに適しています。
これをMacBookに取り付けて使用する場合は、2つ並んでいるUSB-Cポートの他方も塞いでしまって同時に使えなくなることは知っておいた方が良いでしょう。
MacBookも毎年新型が発売され、USBポートやMagSafe 3のポートなどモデルによって異なります。
困るのはThunderbolt 3(USB-C)ポートx2などが片側一方のみにあり、それがMacBookの電源を兼ねているタイプです。この充電器を装着すると、もう1つのUSB-Cポートも使えなくなり、MacBookのバッテリーを充電することもできなくなってしまいます。
それ以外のMacBookでも、複数のUSB-Cポートを同時に使用できなくなることにより、いろいろな制限が発生してしまうでしょう。
これを回避するには以下の2つの方法が考えられます。
1.MacBookにマルチハブを装着する
MacBookはUSB-Cポートしかないモデルも多いため、マルチハブは必須です。
マルチハブがあるならば、前述のようなUSB-Cポート直結の充電器を使っても特に問題ないですね。
2.短いケーブルがあるタイプの充電器を選ぶ
カバンにいろいろなケーブルを入れると邪魔に感じることがありますね。個数が増えると案外重量もあります。
Satechi Apple Watch用 USB-C マグネット充電 ケーブル (Apple Watch 7/6/SE/5/4/3/2/1対応)ならば、ケーブルは短く、ほとんど邪魔になりません。
これならば隣り合うUSB-Cを塞いでしまうこともありません。
ケーブルタイプUSB充電器と電源アダプタ
もっともシンプルなケーブル付きUSB充電器は、前項で載せた短いタイプの充電器です。
ケーブルタイプもケーブルレスタイプも、MacBookなどの他の機器のUSBポートから電源を取れるならばそのまま使えますが、コンセントから電源を取ろうとすると電源アダプタが必要です。
Apple WatchとiPhoneの充電だけならば20Wで十分です。
Anker 511 Charger (Nano Pro)ならば、急速充電対応で、Apple純正の充電アダプタよりも小型・軽量です。
MacBookも持ち歩くことが多いならば、Apple Watch、iPhoneの電源アダプタと兼用してしまうことも可能です。
Anker PowerPort Atom PD 2(PD対応 60W 2ポート USB-C急速充電器)ならば、60W級以下ののMacBookに使えますし、2ポートありますので、Apple WatchやiPhoneを同時に充電できます。
モバイルバッテリーと組み合わせる
外出中にコンセントから電源が取れない状況でApple Watchの充電がしたいということもあります。
LVFAN Apple Watch用 ワイヤレス充電器 4000mAh モバイルバッテリーならば、Apple WatchとiPhoneが充電できます(*iPhoneは、iPhone用のType-C to lightning 充電ケーブルで接続する。別途そのケーブルが必要)。
Apple Watchとケーブルレスの充電にこだわらず、別途充電器を用意するならば、いろいろなモバイルバッテリーが選べます。
しかし、モバイルバッテリーに別途モバイルバッテリー充電用のケーブルおよび電源アダプタが必要な場合、案外かさばりますし、重量もあります。
そうなると全てが一体となったタイプがもっともコンパクト&軽量になるでしょう。
モバイルバッテリーはどうしても大きく、重くなります。したがって、どうしても必要なのか?コンセントから取れるように準備しておけば、通常は問題ないのかをよく考えて選びましょう。
Apple Watchの充電器はコンビニで買える?
外出先でApple Watchの充電器が欲しくなってどこか売っているところを探すことがあるかもしれません。
コンビニでは残念ながら充電器は販売していないようです。セブンイレブンの場合は、電源アダプタ部分は販売していることがあります。
ヤマダ電機などの家電量販店へ行く方が充電器がある可能性が高いです。
宿泊を伴う出張・旅行に出かけた時に充電器を忘れたことに気がついたら、その地域で家電量販店を探した方が良いでしょう。
もしそのような時間がなく、さらに出発したばかりであれば、すぐにAmazonで注文して宿泊先にとどけてもらう方が早い可能性があります。その場合も、宿泊先に連絡して、荷物の受け取りを依頼するようにしましょう。
コメント