【苦手な人向け】英語は外国人の恋人を作ると上達するのは本当か？

英語が苦手で苦労されている方、「外国人の彼女（彼氏）を作ると英語が上達する」という話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

これ本当なんですよね〜！

しかし、現実的には英語が上達するためだけに外国人と付き合うわけにもいきませんし、すでに日本人の恋人が居たら無理ですよね。

それでも「外国人の彼女（彼氏）を作ると英語が上達する」理由が理解できれば、他のやり方にも応用ができます。以下に紹介します！

外国人の彼女（彼氏）を作ると英語が上達するのはなぜ？

「外国人の彼女（彼氏）を作ると英語が上達する」理由は、自分から相手に伝えたいということが次々に出てきますし、それを英語で伝えなければならないため、自然に英語が磨かれるからです。

そして相手が好きになれば、話をすることが楽しくなりますので、英語で伝えるための努力が苦になりません。これならば英語が上達するのも当たり前ですね。

私自身は外国人の恋人が居たことはありません（だから英語が苦手でも止むを得ないといっているわけではありません・・・）。

しかし、社会人になって数年経った頃に、ある体験をして「外国人の恋人がいたら英語が上達するだろうな」と確信しました。

その体験とは、複数の企業・大学から選ばれた若手社員が２週間欧州の企業・研究所を訪問するツアーに参加した時のものです。

主催者側がセッティングした相手先を訪問し、２時間程度見学し、また次のところへということを繰り返していきます。その時に我々に課されたことは、日本側のメンバーの誰かが代表して最後に相手へ「お礼」を言うということです。

参加者はほとんど英語が苦手な人ばかりで、さらに急遽集められてお互いのコミュニケーションも取れてなく、最初の回の時は急に誰かが挨拶するように言われたので、日本人らしい遠慮と尻込みでかなりグダグタになってしまい、ガイドをしてくれている主催者側の外国人に怒られてしまいました。

このようにやりたくない、何を英語でどのように話したら良いのかわからないという状況では、英語から逃げようという心理が働くので上手くいかないですね・・・。

それ以降は、我々の中で順番を決め、誰が「お礼のスピーチ」をするのかをまず決めました。

それでもあまり気の利いたことも言えず、言葉も短めで、取ってつけたようなスピーチが続きました。

私の順番になった時に、偶然なのですが、訪問先で我々の案内をしてくれた方がものすごい美人でした。

自分でもビックリですが、自然にスラスラと英語で御礼の言葉がアドリブで言えてしまいました（笑）。

やはり言葉とはそういうものですよね。相手に伝えたいという気持ちがあれば自然と伝える努力するものです。

たとえ外国人の恋人作らなくても、この原理をできるだけ利用すれば英語が上達しそうですね。

私は、毎年２回（数日間）は外国人と英語で会議をしています。これまで10年ぐらいやっているのですが、未だに会議の内容を正確に全て把握するのは無理ですし、直接自分に関わる部分だけでも完璧に英語で対応するのは難しいです。

会議の出席者数が多く、最近はオンライン会議になることもあり、ひたすら目立たないようにすれば、ほとんど英語を喋らなくてもやり過ごせてしまいます。

しかし、このように後ろ向きなマインドになってしまうのは避けたいですね。英語が上達しませんし、会議での自分の存在感が無くなってしまいます。

そこで参加メンバーの中で自分が一番詳しい部分、おそらく私に意見が求められ、しっかり対応した方が良いと言う部分に絞って、事前にかなりの分量の英作文をして準備しました。

その時に、自分の主張をしっかり伝えたいという思いを込めて、しゃべる練習をしました。

「相手に伝えたい」という気持ちを込めれば、自然と努力できるものです。もちろん最初から英語にできなくても、まずは日本語で言いたいことを文章で書き、それを英訳すれば大丈夫です。事前に準備すればじっくり時間をかけられますし、調べることもできます。

その結果、実際の英語での会議でも上手く主張を相手に伝えることができました。

やはり、英語が苦手な人ほど、「相手に伝えたい」というマインドをもつことが上達の秘訣と言って良いでしょう。

英語に苦手意識があると、できるだけ英語を使わなくてい良い状況にしようとする傾向があります。

私の場合、そもそも日本語でも口数が少ない方ですし、仕事でも自分から話す必要が無い時はあまり進んで話さない方です。それが英語となるとなおさらですね。

語学は、おしゃべり好きな人ほど上達が早いとも言われます。それほどおしゃべり好きでない人でも、自分が英語で何かを伝えなければならない状況を作り出すと良いでしょう。

海外旅行などをすると自然とそのような場面が多くなります。例えば、ホテルの部屋から電話でルームサービスを注文してみるなどと、自分なりに何かのチャレンジを決めてトライしてみると、実際の体験とともに生きた英語が自分の中にストックされていきます。

初めて電話でルームサービスを注文した時は、言葉だけで説明しなければならないですし、相手の言っていることも聞き取れない部分もあってかなり四苦八苦しましたが、何回か経験を積んで今では普通にできるようになりました。

日本国内でも、オンライン英会話サービスなどもありますし、外国人と英語で話す機会を作れば格段に上達するでしょう。