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【苦手な人向け】英単語・フレーズは地道に覚えるしかない!ボキャビルのコツは?

サンノゼの電車 英語上達法

学生の時に英単語やフレーズ(熟語)を覚えるための勉強をした経験のある方は多いはずです。

単語カードを使ったり、英単語・フレーズ集を見ながら覚えるなどやり方はひとそれぞれ。しかし、こんなやり方が効果的なのでしょうか?

頑張って英単語・フレーズを覚えようとしても、どんどん忘れていってしまうような気がします・・・。

英単語などを覚える「ボキャビル(=ボキャブラリー・ビルディング)」の重要性と、私が実際に試してみた方法などを紹介します!

英単語を覚えるボキャビルの重要性

基本的な英文法を学習し、ある程度以上の時間英語の音源を聴き、英語のスクリプトなどの英文を読んだりすれば、徐々に英語力は向上します。

これは日本で生活している人が、赤ちゃんの時は言葉が分からなかったのに、少しずつ自然に日本語を学習し、日本力が向上することと基本的には同じです。

しかし、日本に居ると、英語圏で生活するネイティブのように英語の上達が難しいのは、圧倒的に英語に接する時間が短いためです。

そのためできるだけ英語の勉強量を増やす努力をすれば、徐々に英語力が向上します。

日本では、中学校から英語の授業がありますので、ほとんどの人が英語を勉強する機会があります。さらに社会人になっても勉強を継続すれば、それなりの英語力にはなるでしょう。

私もそれなりに勉強をして、数年前にTOEIC800点を超えましたが、実際に外国人と英語でやり取りをすると相手の言っていることがよく分からず、かなり困ったことが少なくありません。

どうして相手の言っていることがわからないのか、自己分析した結果、主に以下の2つの問題に気が付きました。

1.知らない英単語に遭遇することが多い
2.英語は正しく聞き取れているのに、そのスピードで英語を理解できない

英語で会話をしていて、知らない英単語やフレーズが出てくるとどうしようもないですね。本当に珍しい単語であれば、たまにその意味を尋ねても良いですが、通常の会話で何個も知らない単語が複数出てきて、その度に相手に単語の意味を聞いていたら相手もうんざりしてしまうでしょう。

ある程度のレベルになってから英語の上達が頭打ちになってしまう原因の1つが、語彙力(=知っている英単語・フレーズの数)にあることは明らかです。

また相手の言っていることが全部聞き取れているのに、そのスピードで理解できないというのは、例えば何らかの英語の文章をスピードを上げて読んでみて、どのぐらい速いスピードで意味を理解できるのか試してみればわかるでしょう。

紙に印刷された英文やディスプレイなどに表示されている英文を読むわけですから、1語1語読み取れているのですが、日本語を読むように速読ができないのが普通です。

この原因の1つが語彙力にあることも明らかです。聞き取れていれば全く知らない英単語ではないわけですが、正確に意味を理解できていないものも少なからずあるためです。1つの単語に複数の意味があり、そのいずれに該当するのかがそのスピードで判断できないこともあります。

このように英語力をある程度のレベル以上にアップさせようとした場合、語彙力の向上(ボキャビル)は避けては通れないことになってきます。

まずは英単語集で語彙力強化

上級者のほとんどの人が実践している方法は、英単語集で語彙力を強化することです。

学校の授業などで英語を習った時には、教科書に出てくる英単語を単語カードやノートに書くなどして覚える努力をする人が多いでしょう。この方法も悪くはありません。特に英語の試験などがあって、出題範囲が決まっている場合は有効です。

しかし、試験などを受けるわけでもなく、出題範囲も決まって無く、「語彙力を強化したい!」などという場合にはあまりオススメできません。

語彙力強化用に販売されている有名な単語集にどれぐらいの英単語が収録されているのかをチェックしてみると、初級で3000語、中級で6000語、上級で9000語、超上級で12000語(*それぞれ別で重複していません)が収録されています。

これだけの語数を単語カードを作ったり、ノートに綺麗に書いて、暗記用に使うのは効率が悪すぎて、労力と時間がもったいないです。適当な単語集を買って、それを使えば便利です。

英単語を覚える最大のコツ

英単語やフレーズを覚えるための最大のコツは、その英単語・フレーズに出会う頻度を高くすることです。ここで単純に回数と言わず、わざわざ頻度なんて言葉を使っているのは、その英単語・フレーズに出会ってから次に出会うまでの時間間隔も重要だからです。

人間は、時間とともに記憶が薄れていきます。例えば100個の英単語を暗記して、1週間後にチェックをした場合と翌日にチェックした場合を比較すると、通常は翌日の方が覚えている英単語が多いです。これがさらに6時間ならばもっと多いですし、時間間隔が短くなるほど多くなります。

英単語を覚えるための最大のコツは、1回学習したら、できるだけ早く2回目、3回目の復習をすること。英単語集を見ながら勉強するならば、1回その英単語集を見たらできるだけ早く繰り返し読んで、2回目、3回目の見直しをすることです。

レベルが上がるほど覚えなければならない英単語も増えます。例えば500ページぐらいある英単語集を1日5ページずつ学習していく当方法もありますが、あまりオススメできません。途中で挫折してしまう可能性が高そうです。

1つ1つの英単語を見る時間をできるだけ短くし、できるだけ多くの単語に目を通し(例えば100ページ以上)、それを1日に2〜3回繰り返す方が効率よく英単語を覚えられます。

それだけ大量に英単語に触れるようにすれば、何らかの英語の文章を読んだ時などに英単語集で勉強した単語に出会える機会が増え、語彙力が強化できていることが実感でき、モチベーションも維持できるでしょう。


すぐに実感できる語彙力強化方法

仕事等で毎日英語を使っている方は、英語に接する機会が多いので着実に日々英語力が向上していくでしょう。

困るのは私のように年に数日程度外国人を英語でやり取りをすることがあるというようなパターンです。年に数日、実質的には数時間のために毎日英語の勉強を長時間するというのはモチベーションの維持がかなり辛いです。

しかし、英語の専門的な文書を読んだりする時間は案外多いです。このように何らかの形で自分が接する機会の多いジャンルの英語があるならば、そこで登場する英単語・フレーズを集中して覚えると良いでしょう。

それでも単語カードやノートに整理するなど、あまり手間がかかることは面倒なのでオススメしません。英文を読む時にわからない単語を辞書で調べる程度で構いません。とにかくできるだけ大量に英文を読みましょう。そうすると重要な単語ほど繰り返し登場しますので、数回出会えば自然と覚えるでしょう。

また可能であれば、自分でそれらの単語・フレーズを使って英文を書き、さらにそれを読み上げてみたりすると良いです。私の場合、ある専門的な英語の文献を読んで、それを他の外国人に説明する機会があるので、必要に迫られてそのような作業をしています。

英語は言葉ですので、ただ見て暗記しようとするよりは、書く、話すなどの行為としても行ってみると記憶に定着しやすく、自分で使える英語になっていきます。

そのような形でこれまで必死で英作文して外国人に説明しことがある英文は自分の中に残り、同様のことを再び説明する機会があると自然と話せるものです。もちろん完全の同じ英文でなくても、英語表現的には応用が効きますので効果は絶大です!

是非お試しください!

英語は状況を想定して勉強することが習得のコツであることについてこちらの記事で紹介しています。

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